変化は唐突に訪れるものではない。
会社を定時にあがり、一路渋谷へ。だからといって別にサボっているわけじゃなく、歴とした会社名義でのセミナー出席。その名も「電子出版の未来」とな。本日の講師は、僕が毎日楽しみに見ている「Tech Wave」編集長の湯川鶴章氏。新たなメディアを立ち上げて、新しい「本」のカタチを作り出そうとしている湯川氏の話は、ブログを読む以上に現実感に富んでいて、面白かったというよりも、いろんな意味で背中を押されたような感じがした。
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出版社に居る人間は、どうしても「電子書籍」というだけでアレルギー反応を起こす人が多いし、僕も少し前までは似たような感じだったのだけれど、会社でやっている事業もあってか考え方に少しずつ変化が出てきていて、そこにとどめを刺したのがiPhoneの購入だった。今後数年間の間に、モノを読むという行為が紙だけで行われるのではなくなり、電子媒体が当たり前のようにそこへ介在するだろうことは、もう間違いないと思うようになった。
紙が今すぐ無くなるとかそういう話ではもちろん無いし、電子書籍のカタチがどんな風に形作られていくのかすらハッキリ言えばまったく判らないけれど、それでも、そういう方向に変化するのは恐らく必然なんだとも思う。34歳の僕は、出来るだけ長い間この業界で仕事をしてきたいと考えているし、そのためにはいくつもの変化を受容し、尚かつ自分も変化しなければならないと考えている。
変化と言えば、iPhoneもそうだけれど、Twitterを使うことで情報の収集方法と日常の時間の使い方にも大きな変化が出てきた。去年までは、空いた時間にすることと言えば鞄から書籍を取り出して読み耽るか、携帯電話でニュースサイトやミクシーを回るのがほとんどだったけれど、今はiPhoneに入っている電子書籍を読み、Twitterで情報を仕入れ、りついーとし、思いついたアイデアをevernoteで同期して、みたいな感じで隙間を埋めている。ミクシーにはまるでログインしなくなってしまった。
ソーシャルメディアという大きなくくりではミクシーもTwitterも同じ範疇に入るのだろうけれど、それとの付き合い方はかなり違っていて、より密な付き合いがミクシーであり、Twitterは来る者は拒まず、去る者は追わずといったひどく曖昧な境界線で出来ていると思う。その感じが嫌でなければTwitterってとても優れた場所だと思うし、個人的にはそこで何かをつぶやくことの心地よさを覚えてしまったので、しばらくの間は離れられないような気がしている。毎日何かしらつぶやいているので、ぜひフォローしてください。
あと、urawamaniac傘下に一つブログを吸収した(このネタ古すぎて誰も覚えてないと思うけど)。「The Republic of urawa」。僕はyas・ブッフバルト氏の書くロジカルな文章のファンであり、休止に追い込まれていたのが残念でならなかったのだけれど、今回幸運にも復活のお手伝いをすることができた。凄く嬉しい。
最後に一つだけ。僕はスタジアムで暴力をふるったことはないし、ずっとそれには反対の立場を取っている。言葉の暴力だけは別だけれども。
- posted at: 2010/03/12/Fri 00:29:27 +0900
- category:雑記

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