浦和市街を歩きながら思ったこと

諸事情あって今日のレッズフェスタには行けなかったのだけれど、昼も終わろうかという時にやっぱ浦和に行きたいなと思い立って、急ぎクルマに乗り込んで浦和へ向かった。存外道は空いていて、1時間ちょっとで浦和近くまでたどり着けた。フェスタに間に合わないのは解っていたから、県庁近くにある駐車場へ停めて、本当に久しぶりに浦和の市街をぷらぷらと散歩した。

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県庁から続く国道463号線を東へ歩き、浦和駅の南側にあるガードをくぐってパルコに向かうと、綺麗に整備された東口に驚き、ああそうか駒場へはほとんど来てなかったと改めて思い出した。5Fにある中村屋で遅いランチを食べてパルコを後にし、また西側へと戻る。Pointや須原屋、ボルテージなどを練り歩いていると、すれ違う人々の醸し出す浦和カラーが身に染みる。

老若男女、本当に多くの人が体のどこかに赤いものを“自然に”身につけていて、押しつけがましさをまったく感じる事がない。誰もが、当たり前にクラブの存在を受け入れている。これほどまで自然にクラブが街に根付いているのはやはり浦和ならではだと思うし、そんな風に考えながら歩いていたら、金曜日の夜のことを思い出した。

金曜日の夜は、いつも一緒に観戦しているチームの新年会だった。いつもの仲間と、楽しく酒を酌み交わす。これほど幸せな時は他にちょっと見つからないと思う。楽しいからいつもより余計に酔い、時間に余裕のあった数人と次の店へ。そこでは、一次会とは打って変わって今年の浦和について激論を交わす時間となった。激論というか、ただの酔っぱらいの騒ぎなのだけれど。

「フィンケじゃ乗れねーんだよ!」「監督すげ替えてばかりじゃ意味無い!」「俺はフィンケとイケる!」「俺は大将と心中したい!」なんて、そこに居た4人がそれぞれの、バラバラに見える意見を打ち出していた。ただみんないい大人だし、ちゃんと気遣いが出来る人たちだから(僕を除き)、酔っぱらいの戯れ言だとしてもそれなりの話にちゃんとなっていて、最終的にはどうやって今年の浦和をサポートするのかという、ポジティブな方向で話が収束していった。

人間だから好きなクラブに対しての考え方が異なるのは本当に当たり前の事だし、そこでひとたび集まれば、飲み会の席で何の前提もなくいきなり議論が出来る環境があるというのは、素晴らしいことだと思う。なかなか無いよ、こんなの。その議論に意味があるとか、クラブに対して影響力を与えられるとかそういう事ではなくて、ただただ、各々がしっかりと意見を持ってそれを交換出来る環境を継続して発展させていくことが、ひいてはクラブを強くする基盤となるんだと思う。当然すぎるかも知れないけれど、自分の中でその認識はより強固なものになった。

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